自動販売機

:自動販売機ってあるじゃん?

:あるねぇ。

:便利だよね。

:うん。

:…。

:…。

:…。

:ん…?え、それだけ?

:うん。

:新しすぎるよ〜。なにこの漫才!ボケてボケて〜!!

:なに?じゃあさ、漫才はボケとツッコミがないと成立しないとでもいうの?

:当たり前だよ!!

:あ…、そうか…ごめん。ちょっとブランクあったから。

:ま、確かにネタ書くの久しぶりだけどさ、普通わすれねぇだろ?漫才の仕組みまで。

:下級戦士の常識で私を判断されては困るな。

:誰だよ!!

:俺だよ…?MCだよ!!!

:知ってるよ!!で、自販機の話?

:そうそう。あれって、店員なしでも買い物できるじゃん?

:そだね。

:まさに、引き篭もりで人間恐怖症の君にはピッタリなわけだ。

:そうだね。

:…ツッコメよ!!

:な?成立しないだろ?

:うん。ごめん。

:でまぁ、俺は引き篭もりでも人間恐怖症でもないわけだが。

:なんでやねーん!

:ボケてないし、何そのコテコテのツッコミ!そんなキャラじゃなかったよね?

:ま、そんなわけで自販機をみて思ったのよ。

:投げっぱなしかよ…。

:あれあれば、店員とかいらないんじゃないかって…。

:いや、全部自販機は無理だろ?

:なんで?

:例えばコンビニの商品全部自販機にいれるのか?

:甘いな下級戦士…。

:だから、なんなんだよそのサイヤ人みたいな表現。

:コンビニの棚とかは今のままでいいんだよ。

:自販機は?

:レジに1個置いておく。

:…。

:これで、全ての商品を1個の自販機でカバーできるのだ!!
  名付けて自販機店員バイト君1号!!

:役立たずだよ、バイト君1号…。

:彼はすごいんだよ〜。お釣を間違えた事がありません!

:自販機だもんな。

:でも、ジュース以外の万引きは黙認。

:自販機だもんなぁ〜。

:そこで、タバコ自販機店員バイト君2号を連れてきました。

:おぉ〜。

:この日からタバコの万引きがなくなりました。

:潰れちまえ!!

:ダメか?

:だめだなぁ〜。

:じゃあ時給下げるか…。

:時給払ってたのかよ!

:バイトだからね。

:クビにしろ!!!

:クビにしようにも、どこがクビなのか…。

:どうでもいいよ!

:でも、今の話からもわかるように万引きは深刻な社会問題なわけよ。

:そんな話じゃなかったよね?

:そこで、どうしたら万引きが減るのか話合おう。

:まぁ、いいけどさぁ…。

:万引きをしにくい環境にすればいいわけだ。

:ま、そうだね。

:監視カメラを増やす。

:うわ〜、普通〜。

:商品棚全部カメラ。

:やりすぎ!てか、カメラ屋になっちゃったぞ?

:もう、店もカメラの形にしてさ。

:なんだそれ。

:まさにビックカメラ。

:どうでもいいよ!万引き対策の話をしろ!!

:万引きできないように、全ての商品に100sのおもりを…

:レジにも持って来れないだろ!

:お金払った後に店員よんでくるんだよ。

:めんどくせぇな。

:めんどくさいかぁ〜。

:店中おもりだらけになるしな。おもり屋になっちゃう。

:おもり屋かぁ。ビックオモリ。

:なんだそれ…。

:まぁ、要するに商品をお金を払った後に渡せばいいわけだ。

:まぁ、たしかにねぇ。

:欲しい商品をきいて、お金を受け取ったあとに商品を渡すシステム。

:なるほど。

:そこで登場、自販機店員1号!!

:またそいつかよ、クビにしろ!!

:いや、だからクビの位置が…。

:もういいよ。

HOMEへもどれ!!