猫はコタツで燃え上がる

「バファリンなら毛糸洗いに自信がもてます〜♪」

M「それバファリンじゃないよな。」

「ところ変わって、もうすぐお正月だね。」

M「なんだったんだよ、さっきの!・・・でもそんな強引なお前キライじゃないぜ!」

「お正月と言えばMC、お前なにやった?」

M「置いてけぼりか〜。で、正月?やっぱコマ回しとか、凧あげとかやったね。」

「いつの時代の少年だよ!」

M「え?そんな古くないよね〜。」

「ホモサピエンスか?」

M「ホモサピエンスだよ、人間だよ!じゃなきゃコマ回せないもん。」

「あーね。納得。・・・あれ?でも日光の猿って、コマ回せなかったっけ?」

M「あー、あれは、あれだよ。サル知恵がすごいんだよ。」

「サル知恵かー。」

M「サル知恵だよー。」

「サル知恵って、久々に使ったな。」

M「うん。」

「で、何の話してたっけ?」

M「お正月だよ!お前は何やってた?」

「世界中の子ども達に、プレゼントくばってた。」

Mサンタかよ、しかも遅いし。」

「あわてん坊のサンタクロースだからね。」

M「あわててない!むしろおっとりだよ!」

「そう、私はお正月はいつも、おっとりまったりしている。猫だけにね。…うまい!!まるでフカヒレをキャビアで煮こんだくらい・・・」

M「生臭い!ものすごく生臭いよ、それ。台無しだよ。」

「やっぱお正月だから、あんこで煮込んだほうがよかったか?」

M「何!?おもちの代わりにフカヒレ?ビップかよ!」

「ビップはそんなマズイもの食べないよ。」

M「だな。」

「つーことは、おもちはフカヒレに勝ったのか?」

M「勝ったな。」

「完封勝利だな。」

M「完封勝利だな。」

「7−2で勝利だな。」

M「あー、逆転サヨナラだ!」

逆転サヨナラってなんだよ!

M「えー、そこツッコんじゃうんだー。」

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